手の育ち

4歳頃、子どもたちは字への興味が出てきて、「自分で書きたい!」と意欲的になります。

もちろん、「字がどうしても書きたいんだ」なんて子どもは言いません。
大人が気付くと、紙に「字のようなもの」を書いていて、「ん?!これは・・・」と思っている間に子どもたちはせっせ、せっせと練習をして書ける様になるのです。

大人が「字を書きなさい!」なんて言わなくても…

ここで知っておいてもらいたいことは、「字のようなもの」を書き出す ずっ~~~と前から子どもたちは「書く」練習をしている。準備している。ということです。

こちらをご覧下さい♪

机をピカピカに・・・

汚れた机を石鹸を付けたブラシでゴシゴシ磨いてくれています。こうした活動が子どもたちは大好きです。

次にこちら♪

グッとブラシを掴んで・・・

この手です。
こうした活動の中で色々な動き、使い方、力の加減など様々な「手の使い方」を子どもは経験を通して自己学習していくのです。

こうした活動の経験が・・・

筆圧もしっかり

字を書く時の手の動き、使い方、力の加減など、総合的に「書く」ことが出来る様になるために必要なことなのです。

机を磨く活動だけではありません。生活の中でも、砂を触ったり、階段を這って登ったり、引き出しを開けて中のものを引っ張り出したり・・・あらゆる子どもの手を使った姿はこうして「自分を成長させる」為にある姿なのです。

園では「お仕事」を通して、「生活」を通して、子ども達の育ちを見守っています。