子どもと環境をつなぐ

初めて保育の様子を見る方の中には

「先生たちが見守っているだけ」

そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。

自分の選んだことがゆったり、やりたいだけできる時間になるためには、大人が「子どもと環境をつなぐ」役割を担っていなければなりません。

「新しい活動の紹介」⇒こうやって使うよ

「難しいポイントの再提示」⇒こうやってするといいよ

これらを子どもに行うためには、一人ひとりの子どもが

「何に興味があって」「何をしたくて」「どこで困っているのかな」「どこを伝えたらできるようになるかな」と様々な点を見極め関わる必要があるため、子どもを観察しながら毎日の活動を行っています。

そして、子どもが「自己教育力」を発揮することができるよう、出来るだけ邪魔をせず、活動中の子どもを援助します。

子どもの集中力は切れやすいので、大人は注意を払います。

子どもは何もできない存在ではありません。

自分で育つ力をみんな持っています。

「あ~しなさい」「こうしなさい」

大人が指示して子どもが動く時間は少ない方がいいのです。

毎日、毎日「自分で考え」「自分でやってみる」いろいろな積み重ねができる園生活を送ることができるように。

0歳のクラスからそうした環境を準備して、毎日子ども達を待っています。